2010年4月28日水曜日

バレエ

9歳から18歳までバレエを習っていた。もうバレエを踊ることは出来ないけれど、バレエを始めとした踊り全般を観るのは今も好き。この4月はロシアからの「マタハリ」にバレエ・ガラに、大学のダンス祭へと踊りに触れる機会が多かった。でもイスタンブールにやってきていたシルヴィ・ギエムのモダンバレエを観る機会を逃してしまったのは非常に残念。踊り、特にバレエの何が好きかといえば、舞台の一瞬のために練習を重ねてきた、つまりは人々の生きざまがそこにあるから。もちろん華やかな夢物語が踊られていたりするけれども、最近はどうしてもその後ろまで見えてしまう気がする。そして何よりも、下手なりにバレエに打ち込んでいたあの頃の自分と、それを見守っていた母親、そして大野城での生活を思い出す。