2010年10月18日月曜日

Lumpenproletariat

日本の叔母が持ってきてくれた新聞のコラムの中にルンペンという言葉が出てきた。何だか懐かしい響きをもった、でも長い長い間聞くことがなかった言葉。小学生の頃、男の子たちが使っていた言葉。改めてインターネット辞書を引いてみれば次のとおり。

ルンペンの語源は、布切れやボロ服を意味するドイツ語「Lumpen」である。「ごろつき」を意味する「Lumpenhund」や、マルクスが労働意欲を失った浮浪的無産者や労働者階級から脱落した極貧層を「Lumpenproletariat」と称したことから、日本では浮浪者などの意味で扱うようになった(語源由来辞典より)。

今はもあまり使われることもない言葉の一つになったでしょう。こうして言葉は生み出され、忘れられていき、淘汰されるのかな。